「Link the customer」をキーワードに “SCAW”を核としたソリューション群のブランド化へ
―外資系大手のERPパッケージメーカーも、今、国内の中規模ERPマーケットの攻略を虎視眈々とうかがっています。関西地域マーケットにおいては、実際のところどのように感じられていますか?
安元氏: 彼らがどのように攻めて来るか、かなりの危機感は持っています。我々はSCAWを武器として15年も前から関西で先行しているとはいえ、これから彼らに対抗して生き残っていくには、SCAWのこれまでのいくつかの海外展開事例をもとに、より積極的なグローバル化は不可欠となってくるのではと考えています。
―国産であることは日本企業に対するSCAWの強みでもありますが、日本企業が中国やアジア地域への海外進出がものすごいスピードで進んでいる以上、外資系ERPパッケージメーカーの攻勢も強まる状況を考えると、グローバル対応という「大いなる付加価値」の必要性を感じています。
堀氏: 今、すでに海外に進出しているお客様もいらっしゃいますし、製造業では海外進出なしには語れなくなりましたね。NTTデータグループ、地域会社全体で積極的に取り組んでいかなければならないと思いますね。
―地域会社間連携強化の取り組みはこの課題だけに限らないとも考えています。「グループ全体でのサポート体制」を駆使して、SCAWを大いにバージョンアップさせたいですね。
安元氏: まさにおっしゃる通りです。
我々NTTデータ関西の特長は「生産管理システムの中で特に“製番管理”や“組み立て加工”分野に強みを持ち、関連ソリューションも多数保有していること」、そして「近年、関西の中堅製造企業の営業力強化のニーズから販売管理システム構築への投資が多いことを背景に、販売管理システムの導入を多く手がけてノウハウも豊富になっていること」にあります。
ただ、生産管理および販売管理システム導入の取り組みは企業ごとに課題も異なる分野のため、NTTデータグループ全体で横展開するのは一概には難しい。だからこそNTTデータシステムズには、我々パートナーの得意技と言えるソリューションやテンプレートをコンポーネント化し、流通してもらうことができれば、SCAWビジネスはより強くなるのではないかと思います。
堀氏: 同時に我々をはじめとする地域会社では、これからも得意とする専門領域を磨きに磨いて、SCAWのバージョンアップ実現に向けての一端を担っていきたいですね。
―生産管理をはじめとする種々の強みを持つNTTデータ関西様へは、今後ともグループの牽引役として活躍されることを期待しています。
堀氏: 法人ビジネス事業部では、2007年7月から“お客様とともに成長する。Link the customer”を事業ステートメントとしています。これは、NTTデータ関西のキャッチフレーズである“ITを通して地域に貢献できる、関西市場No.1 SIer”のコンセプトを法人ビジネス事業部向けに凝縮し、シンボライズしたものです。すでに、社内のホームページをはじめ、さまざまなツールに用いていますが、今後、SCAWを核としたソリューション群をブランド化する際のコンセプトワードにしたいと思っているんです。
安元氏: こうしたブランド化のような大きな目標を掲げることで、全社が一丸になって邁進でき、社員一人ひとりのモチベーションも向上しています。いろいろ要望も申し上げましたが、SCAWの発展に向けてご一緒に知恵と汗を出し合っていければと思いますので、今後ともよろしくお願いします。 |