ゼネラルマーケット推進担当を核に、さらなる中堅市場の拡大をめざす
―(2007年)4月から法人ビジネス推進部の中に、ゼネラルマーケット推進担当が新しく設立されたということですが、現在、重点的に取り組んでいる施策は何でしょう?
島田氏: まずは地域会社のビジネスを今より拡大するために、継続して支援していくことですね。また、地域ごとの状況により、9社が同じビジネススタイルで行うのではなく、それぞれの特徴を生かした事業形態に変えてもらって、より利益が出せる構造にしていくためにはどうしたらよいかを検討しており、概ね骨格は固まりました。このように個別対応の充実を図るべく、広い視野で考え、判断し、トータルマネジメントしていく部門が、ゼネラルマーケット推進担当である、と考えています。
―ゼネラル(総合)と銘打った意義は?
島田氏: その名の通り、エンタープライズから中堅・中小企業、地域の企業まで全体を見ていく、ということですね。特にNTTデータの各地域会社や子会社と協力し、中堅企業に向けて一層の振興が図れればと考えています。特に、中堅企業領域のシェアを大きくしていくためにはどうすればいいか、どんな仕組みにしていけばいいかマネジメントし機能させたいと思っています。
―SCAWのひとつのミッションは、中堅企業のマーケットの拡大支援にあると言えますね。
島田氏: 開拓の余地を広げていかなければなりません。つまり、NTTグループはこれまでよりマーケットレンジを広げ、グループで連係を取りながら、できるだけ多くのお客様の役に立つ体制を構築していく。例えて言うなら、“一本の釣り竿を垂らしていくだけではダメ、地引網で大きくすくう”といったイメージでしょうか。(笑)
―なるほど(笑)。ただ、大手のパッケージベンダーも今、中堅企業のマーケットにどんどん参入しています。ますますこの市場は激選区となることが予想されますが、勝ち残っていくためのポイントって何かありますか?
島田氏: 私は、対エンタープライズでも、対中堅企業も同じだと思っています。最終的には「商品力」「迅速力」「サポート力」ではないでしょうか。お客様から依頼されたことをきちんと行ったうえで、新しいサービスや機能を提案する。何かあったら迅速に対応する。こうした当たり前のことが、マーケット規模に関係なく重要になってくると思います。
日経コンピュータのアンケートを見ても、特に導入後のサポート体制がお客様から重要視されるようになっていますよね。パソコンだって、メーカーの中で、サポート体制のよいところに人気があります。値段が少し安いからといって選ばれているわけではないと思いますよ。システムの場合、法人単位になりますから尚更ですよね。
するべきことは「サービスレベルを整え、高めること」。それに尽きるのではないでしょうか。 |