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第4回

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粘り強さとノウハウはピカイチ! IT業界のリーディングカンパニー。

地域に密着した“新潟県のシステムインテグレーターの雄”として成長を続ける株式会社BSNアイネット。地方自治体や病院、一般企業などへのソリューション事業を中心に、アウトソーシング事業、マネジメントサービス事業、ソフトウェアプロダクト開発・販売事業など、幅広い事業を展開している。そのなかでも、全国で約300の国・公立病院に導入されている総合経理システム「SOFIA」や、自治体向けWeb版財務会計システム「venas」などのノウハウを活用した業務系システム開発分野においては、全国規模での豊富な実績と高い完成度を誇っている。
SCAWとの関係はSCAWビジネス創成期にまで遡り、スタート時点からの参画プロジェクトは累計で200拠点超。2006年3月にはNTTデータシステムズとの共催セミナー「日本版SOX法 まるわかり『理解・運用・仕組構築』セミナー」を開催するなど、ビジネスパートナーとしてより一層その存在感を増している。
そんなBSNアイネットのSCAWビジネスにおける“強み”や、今後の展望などについて、代表取締役社長 川ア嘉朗氏と、常務取締役 東京支社長 永島基恭氏にお話を伺った。
(聴き手:SCAW事業本部 パッケージ事業部 片山祐美、田村博一)

豊富なシステム導入実績を武器に、SCAW開発に参加。

―BSNアイネットさんとSCAWはもう長いお付き合いになりますが、最初の出会いについて教えていただけますか?

代表取締役社長 川崎嘉朗氏 川ア氏:SCAWとの出会いは14年前の平成4年に遡ります。ちょうどNTTデータさんのSIS推進本部がスタートしたばかりの頃でした。当時はSCAWがまだSIK (*1) と呼ばれていて、SCAWとして世の中に出る以前でしたね。まずは営業管理パッケージの開発に取り組まれるということで、当社にもコンペ依頼をいただいたのが最初です。

―営業管理システムは御社の得意分野といいますか、当時すでに、相当数のシステム導入実績がおありだったそうですね?

川ア氏:地元の新潟エリアにおいて、営業管理システムを約200社に導入しておりました。こうした実績とノウハウが買われて、当社に白羽の矢が当たったのだと思います。これは今だから言えることかもしれませんが、内心「他のソフト会社には負けないだろう」とは思っていたんです(笑)。というのも、当社では常にシステムの構築から導入、サポートまでお客様の声を直に伺いながらご提案し、その情報を蓄積するということをやっていたものですから、そういう“生きたノウハウ”への自信といいますか、御社へのご提案にも必ずや生かせると考えていました。

―そして、営業管理パッケージからSCAWの開発にもご協力いただくようになったのですね。

常務取締役 東京支社長 永島基恭氏永島氏:はい。当時はちょうど、オープン系のプラットフォームが注目され始めた頃で、当社でもいち早く社内にシステム技術部を設置し、技術の蓄積に力を入れ始めたところでした。そうした時期とも重なり、SCAWのコンセプト作りにもご協力させていただくことになったわけです。

川ア氏:当時のSIS推進本部には若手社員の方が多く、当社の中堅メンバーとの混成部隊を編成することで、文字通り同じ釜の飯を食べながら、SCAWのアーキテクチャはマルチプラットフォームとすることや、開発言語として4GL言語であるUnifaceを採用することなどを、一緒に検証していきましたね。このように、最初にボリュームのあるプロジェクトに参画させていただいたことは、後々の営業にも非常に役立つ貴重な経験だったと感じています。こうして振り返ると、まさにSCAWの創成期からの長いお付き合いで、我々のSCAWに対する思い入れは、人一倍強いものがあると自負していますよ。

SCAWパートナーとして、首都圏でも活躍中。

―まずパッケージ開発にご参加いただいて、その中でSIパートナー契約をさせていただいた訳ですが、どんな困難なテーマでも、BSNアイネットさんは最後まで責任を持ってサポートしてくださる、というのが我々の印象です。

川ア氏:長い冬にもじっと耐えることで培われる“粘り強さ”といった、新潟の県民性があるのでしょうか(笑)。やはりプロたるもの、受けた仕事はちゃんと最後までやり遂げなくてはお客様にご迷惑をかけますからね。とは言え、14年の間にはいろいろ大変なこともありました。苦労した分、成果も大きいという感じですね。

―改めてSCAWパートナーになられたことで、変化はありましたか?

代表取締役社長 川ア嘉朗氏川ア氏:以前は、SCAWパッケージの開発や、NTTデータさんが受注されたお客様のカスタマイズ案件のお仕事がほとんどでしたが、パートナー契約後は、お客様との直接契約の案件が増えました。新潟ではそれなりの実績を積んできましたが、やはり競争の激しい首都圏での仕事は我々にとって新しい体験であり、営業マンの士気高揚にも大きくつながっています。

永島氏:また最近は、全国レベルの大手グループ企業への導入事例が増えてきていますね。こうした、いわばメジャーリーグでの案件には、過去の経験やノウハウだけでは太刀打ちできない大きなハードルも数多くありましたが、まさにSCAWが取り持つ運命共同体としての思いと、全社挙げての取り組みで何とか乗り切ってこられました。こうした実績の一つ一つが、当社の企業価値の向上はもちろん、参画メンバーの大きな自信となっています。

―今年は、他のパートナーに先駆けて、日本版SOX法関連で当社との共催セミナーも開催されましたよね?

常務取締役 東京支社長 永島基恭氏永島氏:今年3月に、今話題のSOX法対応をテーマにした「日本版SOX法 まるわかり『理解・運用・仕組み構築』セミナー」を企画・プロデュースさせていただきました。初めての試みで、当初は集客目標も50名程度としていたのですが、テーマもタイムリーでしたし、おかげさまであれよあれよという間に80名を超え、より広い会場に変更するほどの盛況ぶりでした。さらに6月には、新潟でも同様のセミナーを開催しまして、地場の上場企業を中心に30社のご参加をいただきました。現在はご参加いただいた企業へのフォローアップとともに、第2弾のご提案を準備しているところです。

―次回セミナーの具体的なテーマはもう決められているのですか?

永島氏:前回のセミナーでは、参加企業の大半がSOX法への対策が準備段階にあると回答されていたので、今回はソリューションそのもののご提案というよりは、準備されている各フェーズに合ったより具体的なツールのご案内が中心になると思います。やはり皆さん、一番苦労されているのが文書化で、その中でもRCM(Risk Control Matrix)を作る作業が大きなウエイトを占めているということなので、効率よくご利用いただけるツールをご用意していこうかと。また新潟では、セミナーにご参加頂いたお客様に向けてのSOX法対策講座も開講しました。実際に現場で苦労されるであろう担当者の方を対象に、ワーキンググループ形式で実践的な作業をしていただきながら、アドバイスができればと思っています。

―今回のセミナーでも感じたのですが、御社の企画は決して大上段に構えるのでなく、地に足がついたというか、お客様の目線で何が求められているのかをよく考えていらっしゃいますね。そういう仕事のきめ細やかさが、お客様からの信頼につながっているのでしょうね。

最大の強みは、蓄積したノウハウとグループ力。

―BSNアイネットさんには、これまでに累計で42プロジェクト、拠点数で201のシステム導入に参画いただいているわけですが、御社からご覧になって、SCAWの魅力はどこにあると思われますか?

代表取締役社長 川ア嘉朗氏川ア氏:色々ありますが、やはり我々にとっては「扱いやすい製品である」ことが第一ですね。実は、当社の親会社が財務システムの構築で別のシステムを入れようとしていたのですが、我々にはこれまでのお付き合いの中で培ってきた細かなノウハウがありますし、責任を持ってフォローするからとSCAWに変更してもらったくらいに、SCAWは扱いやすく、魅力のある製品だと思っています。

―ありがとうございます。ではSCAWのプレミアムSIパートナーとして、より深いパートナーシップ構築のために、今後の抱負についてお聞かせください。

川ア氏:プレミアムSIパートナーとして、お互いの強みを生かした新たな協業ビジネスモデルを実現していきたいですね。例えば、当社では、ITを活用した経営効率化やセキュリティ監査・セキュリティポリシー策定などを手がけているコンサルティング会社や、地場の民間企業や公共団体を中心に、現在75を超えるユーザ様のシステムをお預かりしているデータセンターなどを傘下に抱えています。特にこのデータセンターは、新潟中越地震の際にも問題なく稼動を続け、「ディザスターリカバリー(災害復旧)」体制の安全性や信頼性を実証できた国内でも数少ないデータセンターとして、その経験を反映させており、首都圏のお客様のケアやバックアップにも安心してご活用いただけると思います。

永島氏:さらに人材面でのノウハウの蓄積も、当社の大きな強みであると考えています。当社ではSCAWのパッケージ開発スタッフとして、ピーク時には総勢30人以上の人員体制をとっておりましたが、作業量が増減した際にも、それらの人員をグループ会社に吸収する形で、経験豊富な技術者の安定的確保を図っています。

―豊富な業務経験やSCAWでの実績に加え、多彩なビジネスを展開できる御社のグループ力はSCAWにとってなくてはならない存在です。SCAWビジネスの拡大に向けて、いっそうのお力添えをいただきたいと思います。

川ア氏:当社だけでなく、他のパートナー企業さんや、さらにそのアライアンス先にまで連携の範囲を広げていき、NTTデータシステムズさんを中心に参画メンバーそれぞれの強みを上手くブレンドし、全体としてのシナジー効果が得られるような環境作りができたら素晴らしいですね。

(*1)SIK:システムインテグレーションカーネル
SCAWの前身となる業務アプリケーション開発のためのツール。コアパッケージ上には全てのプログラム作成に必要な中核部分があらかじめ準備されており、これに顧客固有のものを追加できる仕組み。この系譜が現在のSCAWのカスタマイズへの柔軟な対応に活かされている。

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