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事例レポート

私がSCAWを選んだ理由

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株式会社インプレスホールディングス様の事例
株式会社インプレスホールディングス ロゴ
メディアを最大限に活用しながら「IT」「音楽」「デザイン」「医療」「山岳・自然」など、専門分野のコンテンツ+サービスを提供し続けるメディア企業グループ、インプレスグループ。“面白いことを共有し、知恵と感動を共有する”を経営理念に、「できるシリーズ」「MdN」「ギター・マガジン」「山と溪谷」といった出版メディアや「Impress Watch」「impress TV」などのデジタルメディアを展開。2000年には東証一部上場も果たしている。
そんな同社グループの持株会社である株式会社インプレスホールディングスは、自社の基幹システムの構築を実現した。その財務会計分野に、「SCAW財務会計システム」を選定。現在もグループ各社に着々とシステムを導入中で、2008年3月には連結対象の子会社16社に導入を完了する予定だ。
今回、基幹システム構築に取り組んだ背景やSCAW選定理由やプロジェクトの経過、そして今後の展望などについて、同社CIO基幹システム開発室室長の山崎敦史氏、同室基幹システム開発担当マネジャーの三嶽政則氏、経理部部長の山手章弘氏にお話を伺った。
株式会社インプレスホールディングス
事業内容: グループ経営・財務戦略の策定
住所:東京都千代田区三番町 20 番地
資本金: 53億4102万円
社員数: 70名 (2007年3月31日現在)

新たな挑戦。基幹システム構築をSCAWでサポート。

―今回の基幹システム構築に当たって、経緯と目的を教えていただけますか?

CIO 基幹システム開発室 室長 山崎敦史氏山崎氏: 基幹システム構築の目的は、弊社がグループ経営を推進していくうえで社内データを一元管理したいと考えたことにあります。というのも近年、弊社ではグループ事業の発展に向けたM&Aや会社分割を通し、次第にグループ会社数も拡大してきました。しかし各社がバラバラのシステムを利用していた為にその整合性において大きな不安を抱え、「業務にシステムが追いつかない」状態だったのです。売上300億円という大きな目標を掲げ、グループ全体でさらなる成長を目指していますので、グループ内で統一したデータ基盤に、販売管理、生産管理、財務会計、管理会計、ワークフローからなる基幹システム構築は絶対条件でした。

――そうした条件下、財務会計システムでのERP導入は、何かお考えがあったのでしょうか?

山崎氏: 弊社のマスターおよびトランザクションデータをひとつのデータベースで、ひとつの考えのもとで、統一的に維持・管理することができるのではないかと考えました。それが実現すれば今後ビジネスがどんなに拡大しグループ会社が増えようとも、基幹業務への対応の心配は無くなりますから。

―SCAWを選ばれた理由は?

山崎氏: 企業が基幹システムを構築する場合、一社のベンダーさんで完結するのは非効率であるという時代です。そこで「親和性が高いこと」を必須条件に挙げていました。SCAWは、自社製のものだけでなく既存のシステムからでもシームレスに連携でき、今後の組織変更にも柔軟な対応が望めました。

山手氏: 基幹システムは基本的に自社開発なんですが、財務会計に関しては、会計制度が変わっていくスピードが早いこともあり、パッケージを導入しようと決めていました。SCAWに関しては、実は以前、NTTデータシステムズさんにシステム構築関連の評価・分析をお願いしたことがあったんです。その時の回答の明確さと的確さが今回、お声をかけさせていただいた理由のひとつにありますね。

株式会社インプレスホールディングス様イメージ

「地球シミュレーション」を叶える、SCAWの「親和性」。

―進行の明確さと的確さは、貴社にこそ我々が感じた部分でした。今回、スムーズな導入が可能になったのも2005年10月のキックオフ前にシステム構築のロードマップを周到に固められていたことが大きかったように思います。

山崎氏: 「あるべき姿としての業務フローを整備すること」はキックオフ以前から始めていました。“as is(現状)”からシステム側とビジネス側の要請をまとめ、“to be(将来像)”を記述する。弊社ではこの一貫の作業を「地球シミュレーション」と言っています。

―「地球シミュレーション」ですか?

山崎氏: たとえば台風の進路予想をする時には、近域の気象図だけでなく、地球全体を俯瞰しないと分かりませんよね。会社も同様で高みから己の姿を俯瞰し、認識する。そういう活動を通して業務フローを作り上げました。

―貴社の“to be”を叶えていく上で、SCAW導入メリットは感じていただけましたでしょうか?

山崎氏: オープンなERPである、というのはSCAWの大きな魅力であるように思いました。先ほど申し上げました既存システムとの「親和性」があることもそうですが、我々の作り上げたロードマップを十二分に汲んでいただけるだろう、という点でも安心感がありました。
ただ最終的には、弊社ときちんと「パートナー」として手を組めた、ということに尽きるのではないでしょうか。システムだけでなく、「人対人」という意味での「親和性」ですね(笑)。選定の際にも決め手になったのは、この条件を大きくクリアしたことにありましたから。

株式会社インプレスホールディングス様イメージ

積極的なスキル・トランスファーで、自社内でのシステム導入を。

―キックオフ後のシステム構築の進行ですが、打ち合わせを行う際には貴社の業務側のスタッフ、事務局スタッフ、弊社のSE、そして技術パートナーが一堂に会していましたよね。

基幹システム開発担当マネージャー 三嶽政則氏三嶽氏: 私は全体を見ていた立場として、NTTデータシステムズさんのチームの方々は、別会社のチームの人たちであっても積極的にコミュニケーションをとって進行、調整してくれていたことが印象深かったです。「目標を達成しよう!」という意識の強さを感じました。だから時として会社の壁を超えてくださったというか。事務局として、とても安心できました。

―今回、グループ導入をする際に最初は「NTTデータシステムズ側だけで導入」、そして「NTTデータシステムズと貴社のスタッフ協同での導入」「貴社が独自で導入」と3段階での導入をされていますね。

山手氏: 弊社の場合、将来的にグループ会社が増えていくことも視野に入れているため、今後スピーディーな対応をするためにも、「自社内でシステム導入ができるようにしたい」と最初からお願いしていました。そこでNTTデータシステムズさんには導入のマニュアルを作っていただきました。それに沿って現在も社内で導入を進めております。

山崎氏: NTTデータシステムズさんは、スキル・トランスファーに非常に協力的でした。現在のIT業界は「製品販売」と、その後の「カスタマイズ」や「サポート」を別のビジネスとしているベンダー企業が多いように思います。これでは信頼あるパートナー関係は決して結ぶことができないですよね?「ユーザー側もベンダー側も、同じ視線で製品を育て、互いの企業をステップアップさせていく」ことこそが、ITによってビジネスを活性化させることだと思います。スキル・トランスファーはその象徴です。
おかげさまで今は弊社の技術グループもスキルが向上しており、当初の希望通りに事が進んでいるので非常に感謝しています。

―SCAWのグループ各社への導入は、順調に進んでいますでしょうか?

山手氏: 最初のグループ2社は全ての基幹システムを構築したため、2006年10月までの約1年間の導入期間がありましたが、その後は同年12月に1社、2007年3月に2社、同年5月に2社、と問題なく導入が進みました。同年8月にも1社導入。この時はついに自社内導入を実行し、NTTデータシステムズさんにはサポートをお願いしました。(2007年10月)現在、グループ会社8社に導入が完了しています。今後、2008年の3月までに残り8社に同様の自社内導入をする予定ですので、これで連結子会社をほぼカバーできる見込みです。

―今回の導入でカスタマイズはされましたか?

山手氏: 基本的な機能のところはノンカスタマイズで、唯一手を入れたところは、連携の部分のみでした。製品の柔軟性の高さももちろんあると思いますが、もともとSCAWが我々のオーダーにマッチしていた製品だったんでしょうね(笑)。

株式会社インプレスホールディングス様イメージ

J-SOX法対応も万全!今後はSCAW機能のフル活用へ。

―現在の運用状況はいかがですか?

経理部 部長 山手章弘氏山手氏: 現在のところ問題なく運用できています。日常的に使うなかで評価できる点はいろいろあるのですが、データ抽出機能が非常に多彩で便利ですね。財務会計ですから、勘定科目をベースに財務分析を行う必要があるのですが、いろんな角度から数字がとれるので役に立っています。

―今度の展望やSCAWへの要望を教えてください。

山崎氏: プロジェクト前に構想したデータ基盤ができた上、来年3月末に施行される「J-SOX法」対応に向けた要件も満たすことができそうです。私の30年来のコンピュータに関わってきた経験の中でも、ここまで基幹システムが整備できたのは初めてだと自負しています。

山手氏: 財務会計がグループ内で統一されますので、内部統制面でも今後よりしっかりできるようになるのでは、と期待しています。また、今後はSCAWの機能をフルに使って、業務の効率化を図っていきたいですね。導入が進んで落ち着いたら、多次元分析機能の活用とともに、サブシステムである固定資産管理も検討したいと思っています。

三嶽氏: 今回の導入は一貫して信頼感と安心感がありました。先ほど山崎も申し上げましたが、SCAWをNTTデータシステムズさんと共に育て、より魅力的な製品として活躍させていきたいですね。今後ともパートナーとしておつきあいの程、よろしくお願いします。

選ばれる理由はメイドインジャパンの品質。SCAW
SCAW財務管理システム

 

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