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事例レポート

私がSCAWを選んだ理由

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旭運輸株式会社様の事例
旭運輸株式会社ロゴ
名古屋港を拠点に、港湾運送事業、貨物運送取扱事業、通関業、倉庫業などを営む総合物流企業、旭運輸株式会社。世界最大級の海運会社である日本郵船のグループ企業として日本一の貨物取扱量を誇る名古屋港における港湾業務を一手に引き受け、取扱貨物は自動車や産業機械、一般消費財から食料品にいたるまでと幅広い。まさに私たちの毎日の生活を支えている企業であり、業界内でも評価は高い。
今年度より、同社の管理部門においては株式会社NTTデータ東海の全面的サポートを得て「SCAW財務管理システム」、物流部門においては株式会社NTTデータベルSCMソリューションズに開発委託した新物流システム「AQUA(Asahi Qualified and Unique Assistance)」が稼動をスタートした。そして、この2つのシステム間を「SCAW eTrans」でつなぎ、現場と経理のデータ連携で、全社的なトータルシステムを実現している。
SCAWパートナー2社によるコラボレーションとなった新システムの導入について、同社ITグループ担当取締役 犬塚典明氏、ITグループ 清水潤一氏、経理グループ 丸山泰史氏、物流グループ 木村順一氏、ITグループ 森内啓二氏、同 高木勝美氏に、お話を伺った。
旭運輸株式会社
営業種目: 1. 港湾運送事業 2. 貨物運送取扱事業 3. 通関業 4. 海運代理店業 5. 倉庫業 6. その他関連事業  
住所: 名古屋市港区入船2丁目4番6号
資本金: 1億円  従業員数: 220名
日本郵船グループ。名古屋港を拠点に港湾運送事業などを営む総合物流企業。

選定のポイントは「業務知識」と「適応度」

―今回のシステム刷新の経緯について教えてください。

ITグループ担当
取締役 犬塚典明氏犬塚氏: 経理システムにおいては、テーマとして「決算の早期化」を掲げました。具体的には「グループ企業の決算確定を6営業日で完了するシステム構築」という目標があり、2005年5月、社内で「決算早期化委員会」を立ち上げたことに始まります。これまでの当社の経理システムはいずれも手作りで、当社の業務処理形態によく合ったものではありましたが、連結決算数字を作り出す機能を装備していないというデメリットがありました。また現場サイドでもデータを各部門に送る際、連携や入出力の面で煩雑だという声もありましたので、新システムへのニーズは高かったですね。
一方、従来の物流システムに関しては、輸出・輸入・通関のそれぞれの業務担当組織別に別々のシステムが稼動していたため、データの統合化が図られていないなどの問題点が利用部門から指摘されていました。
そこで「決算早期化」と「物流業務の最適化」を目指し、新会計システムと新物流システム構築の2つのプロジェクトがスタートしました。

―システムおよびベンダー選定のポイントは何だったのでしょうか?

ITグループ グループ長
清水潤一氏清水氏: 今までお付き合いがあったところ、新規のところを取り混ぜてベンダーさん7社にRFPの説明を行い、提案をお願いしたのですが、もっとも重視したのは、当社に対して熱意を持って取り組んでくれるかという点です。港運業界特有の業務、たとえば関税などの立替金とその中心的な支払方法としての小切手発行といった特殊な会計処理があり、大変難しかったと思いますが、NTTデータ東海さんはその辺りもよくご存知だったことが提案から垣間見られました。また、それまで会計システムというのはどの社の製品も同じようなものだという先入観がありましたが、詳細に見るとSCAWは当社の会計業務にもっとも適合していました。

犬塚氏: コスト面も大きかったです。当社のRFPに対応するために、パッケージ価格の何倍ものカスタマイズ費用を見積もってきたベンダーさんもいましたが、NTTデータ東海さんは、極力コスト増につながるアドオンやカスタマイズを避け、代わる業務の簡素化や効率化を実現する提案をしてくれました。それこそが我々の望んでいることだったのです。

―新物流システムについてはいかがですか?

ITグループ グループ長代理
森内啓二氏森内氏: 「AQUA」については、当社の業務をどれだけ理解してくれているかが最大のポイントでした。NTTデータベルSCMソリューションズさんは、「物流システムのプロ集団」と銘打っているとおり、運輸・物流の業務ノウハウもよくご存知で、他のベンダーさんと比べても説明が明解でした。

犬塚氏: 会計と物流のスムーズなデータ連携は「決算早期化」を実現するためにも必要不可欠です。両社ともSCAWパートナー企業なので、コミュニケーションやプロジェクト管理の面でもうまく連携していただけるだろうと期待もありました。

旭運輸株式会社様イメージ

現場と経理の業務連携で決算早期化とデータの精度向上を実現。

経理グループ グループ長
丸山泰史氏―SCAW導入の成果はいかがですか?

丸山氏: 今年4月からの稼動で、まだ月次決算を2回終了した段階ですが、「グループ企業の決算確定を6営業日で完了するという目標」は無事クリアできました。以前は、部門ごとに各月の数字を確定してから会計に回していたので社内部門勘定の締め切りに約10日かかっていましたが、新システムでは数字が発生した時点で会計でもリアルタイムに把握できるので、3〜4営業日での締め切りが可能になりました。また締め切り後においても、グループの連結決算様式への書換え処理が以前の約半分以下に時間短縮できています。

 

物流事業本部 現業グループ
グループ長代理
木村順一氏木村氏: 各部門の方でも、手作業での伝票の照会・確認や二重入力によるトラブルなど煩雑な作業から解放されるので助かっているようです。


―とくにご苦労された点などはありますか?

犬塚氏: グループ決算のため、2007年4月からの稼動という期限を変更できないことが、大きなプレッシャーでしたね。たとえ決算業務ができても、精度が落ちたのでは本末転倒ですから、従来以上の精度を実現して管理会計基盤を整えることも重要な課題でした。そのために、内部統制を見据えた電子承認機能などは考慮しました。また新物流システムでは、業務処理担当と部門勘定処理担当の分離という、従来とは異なる業務処理体系を考え出し、それに対応したシステムとしましたが、現場では従来の処理方法が染み付いてしまっていたため、テスト期間として約半年かけて現場への教育に力を注ぎました。

―AQUAとSCAWの連携はいかがですか?

ITグループ 課長代理
高木勝美氏高木氏: システム間をつなぐEAIツールに、SCAW eTransを使っていますが非常にうまく連携できています。AQUAはもちろん、他の既存システムとSCAWの連携も驚くほどスムーズになり、全社的なトータルシステムとして使えるようになっています。SCAW eTransの存在は現場では全く感じないですね(笑)

森内氏: 各部門でのデータ入力事項が、すべての部署で、必要な分だけ見られるので、現場の負担を軽減しながらデータの一元管理や各作業の進捗状況把握が可能になったことも大きな成果だと思います。

―今後の計画やご要望などをお聞かせください。

犬塚氏: まずは、電子ファイリング・システムによるデータ処理をさらに強力に進めたいと考えています。ペーパーレス化という観点ももちろんです。さらに、重要なデータベースの蓄積によるデータウエアハウス化により、現場のユーザーにも、たとえばデータから営業力や顧客対応力を強化する営業戦略を発想するなど、業務の効率化・スピード化にとどまらないデータの活用を広げていきたいと思います。また2008年10月に予定されている次期NACCS(通関情報処理システム)の稼動に際しては、今回の新システムもそれに合わせた適応修正が必要になってきますので、またご協力をお願いしたいと思います。

旭運輸株式会社様イメージ
選ばれる理由はメイドインジャパンの品質。SCAW
SCAW財務管理システム+SCAW eTrans+AQUA
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