経理業務の大幅な効率化 決算の早期化を実現
─導入して何が変わりましたか?
康本氏: 旧システムで大きな課題だったのはシステム間連携がうまくとれなかったことです。そのために経理担当者がExcelで管理用データをつくって必要最低限のものを旧システムに再び入力するといった二重入力が生じ、確認やチェックも膨大なものとなっていました。SCAWはインターフェースが優れており、他システムで入力したものをとりいれることも非常に容易に行えます。いまでは材料購買、販売、人事給与、ファームバンキング等とのシステム間連携を行い、SCAWによるデータの一元管理を実現することにより、二重入力など経理業務の大幅な改善や人為的ミスの削減が図れました。結果として決算の早期化にも対応できるようになりました。
佐藤氏: 以前は、システム間のデータを取り込むのは月一回でしたが、いまではデイリーに行っています。月次になるとチェック項目が多かったのですが、いまは販売との連携の件数確認くらいでシステム管理も容易になりましたね。また、メタフレームにも対応しているのでレスポンスの向上やメンテナンスもしやすいですね。
康本氏: 日常的な管理も容易になりました。従来はプリントアウトした紙の帳簿をもってきて調べたり、関係部署にいろいろと問い合わせをしてデータをもらい、さらにそれを手作業で集計するなど、調べものひとつでも手間と時間を要しました。しかしSCAWの分析コード等を活用することにより、いちいち人に頼まなくても誰もが必要なときにSCAWを見るだけで情報の確認が簡単かつ瞬時にできます。情報の共有の面でも効果はでていますね。ひとつのものを見れば解決できるというのは仕事をしていく上では非常に大きな効果があると思います。
佐藤氏: 決算の早期化についても、システム間連携により、人手に頼ることもなくなり、そのぶん大幅なスピードアップが図れています。また、分析コードなどを使うことにより必要な勘定科目の明細など決算に必要なレポートも容易にできます。
康本氏: 上司から急に「こういう資料が欲しいのだが」といわれると、以前はいろいろなところからデータや紙の資料などをもってこなければなりませんでした。しかしいまは即座にSCAWの分析コードで必要なデータを探し出し、レポート機能で作成していくだけ。非定型のレポート作りもスピーディかつ容易にできます。
佐藤氏: 仕様が変更した場合も少し勉強すれば情報システムの専門家に頼むことなく経理担当者で対応できるのも便利ですね。また、仕分けパターンでの入力や、いろいろなショートカットができるなど入力面でも細かい配慮がなされていて使いやすいという現場の声も聞いています。
─今後の展開についてお聞かせください。
佐藤氏: いまでは業務でプリントアウトした紙の帳簿を利用することはほとんどありません。省スペースや環境への配慮から、SCAWで電子帳簿保存法の認可を受け、ペーパーレス化も実現していく予定です。
康本氏: 当社は海外に子会社がありますので、次の課題としては連結決算の早期化があります。また、この夏には本社ビルも新築し、さらなる成長に向けてビジネス拡大が一段と図られていきます。その中で、経理部としては、キャッシュレス化等への取り組みや業務の一層の効率化とともに、経営を支援する管理会計の充実にも力を入れていきたいと思います。また、まだ一部、経理部が入力しているものがあるので、これを現場で入力できるように、いま以上に入力を分散させたいと考えています。
私たちがSCAWを使いこなすに従っていろいろなアイデアがでて業務につながっていく。これが来期の課題ですね。フロントオフィスソリューションFrontizmの活用など、SCAWファミリー製品も含めてSCAWを中心にシステムを成長させ、当社の強みを発揮できるようにしていきたいと思います。NTTデータシステムズさんにもより一層のサポートと様々な提案を期待しています。
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