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事例レポート

私がSCAWを選んだ理由

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日本一のスパリゾートへ。柔軟な連携で「財務会計」もリフレッシュ。 常盤興産株式会社様 イメージ
[ 2005.4.14更新 ] 事例レポート vol.6
常磐興産株式会社様の事例
常盤興産株式会社様 イメージ

Hawaiiansロゴ国内最大級の露天風呂「江戸情話 与一」で有名なスパリゾートハワイアンズを展開する常磐興産株式会社。同社は年間約146万人もの日帰り客が訪れる同施設の運営を手がける観光事業の他にも、燃料販売や不動産業など様々な事業を展開。今では常磐興産グループとして20社以上の系列会社を擁するに至っている。
しかしその一方で連結決算や四半期業績開示など新しい会計制度への対応が緊急の課題として浮かび上がってきた。そこで同社は株式会社NTTデータシステムズのERPパッケージ「SCAW(スコー)」を導入。新会計制度への対応はもちろん、社内や系列会社の情報の一元化を実現し、財務データを経営にダイレクトに生かしている。

ERPが数多く存在する中、常磐興産がどのような理由でSCAWを選択し、どのような成果が出ているのか。同社経理部経理グループ リーダー 高瀬明氏と、今回のシステム構築をサポートした株式会社FSK 営業部 課長 佐藤信彦氏と東京営業所 課長 小林好美氏にお話を伺った。

新会計制度に対応するために 財務システムを再構築


─今回、なぜ財務システムを再構築をお考えになったのですか? 

常磐興産株式会社 リーダー 高瀬明氏高瀬氏: 「ここ数年目まぐるしく変化している会計制度に早急に対応しなければならない」、ということが一番の大きな理由ですね。四半期ごとの業績開示への対応はもちろんのこと、20社以上の系列会社を擁する弊社は連結決算への対応も緊急かつ重要な課題でした。しかし従来のシステムは15年ほど前に自社で開発したものであり、後からサブシステムを個別にどんどん加えていったため、社内におけるデータの連携がうまくとれず、現在の会計制度に対応できなくなっていたんです。

─データの連携がうまくいかないと無駄な作業も増えますよね。

高瀬氏: そうですね。データの連携がうまくいかないということは、情報の一元化ができていないということです。同じデータを異なるシステムに2回も3回も重複して打ち込まなければならないことも度々ありました。また、日々蓄積されている様々な財務データを、いざ経営に生かしたいと思っても、システムが複雑なため、欲しいデータを簡単に引っ張ってくることができなかったのも大きな問題でしたね。

株式会社FSK 営業部 課長 佐藤信彦氏─系列会社の財務システムはどういう状況だったのですか?

佐藤氏: 各系列会社の判断で個別にバラバラの財務システムを導入していました。ですから本社と各系列会社間のデータ連携もうまくいっていなかったんです。例えば、本社が系列会社の決算データを確認したい時は、系列会社がまず決算データを出力しそれをファックスで本社に送っていました。これでは時間がかかるのはもちろんのこと、情報漏洩の不安もありました。もちろん連結決算には対応できませんでした。そこで系列会社を含めてグループ全体で財務システムを再構築する必要性を強く感じ、実施することにしたんです。

─ERP、すなわち財務システムを選ぶうえで重視したポイントは何だったんでしょうか?

高瀬氏: 「国産のERPであること」、これは絶対条件でした。国産であれば初めから日本の商習慣に適した機能が備わっており、ほぼノンカスタマイズで導入できると考えたからです。システムに柔軟性があることやサポート体制が整っていることも重要な選定ポイントであったことは言うまでもありません。

 

施設

ノンカスタマイズである点を評価し SCAWの導入を決定


─それらの選定ポイントをすべてクリアしたのがSCAWだったんですね。

高瀬氏: そうです。SCAWは必要十分な機能を最初から備えていて、まさにノンカスタマイズで導入できるERPパッケージでした。ノンカスタマイズであればコストを最小限に抑えられますし、今後会計制度が変わったとしても単純にパッケージのバージョンアップだけで速やかに対応できます。インターフェースが充実していて、既存資産を最大限に生かせる点や、マスターデータの移行をスムーズに行える点も導入の大きな決め手になりました。従来のシステムは業務体制がちょっとでも変わるとホストコンピュータのプログラムを一から組み直さなければいけなかったのですが、SCAWは汎用性にも優れており、業務体制の変更にも柔軟に対応できるんです。サポート体制ももちろんしっかり整っていて、最初から最後まですべてを任せられる安心感がありました。

株式会社FSK 東京営業所 課長 佐藤信彦氏─SCAWの導入はスムーズでしたか?

小林氏: はい、順調でした。財務システムの再構築ということなかで一番気を使いましたのがマスターデータの移行だったのですが、エクセルベースでスムーズに行うことができました。途中、勘定項目などの数字が合わなくて苦労したこともあったのですが、そんな時もNTTデータシステムズさんの適切なアドバイスのおかげで無事乗り超えることができました。

─実際にSCAWを導入して何が変わりましたか。

小林氏: まずバッチ処理がなくなったので新しいデータをすぐに見られるようになりました。これまではその日のデータを翌日にならないと見られなかったのですが、まさにリアルタイムに見ることができ、そのデータをもとに状況を素早く判断できるようになりました。それと、データの分析を行えるようになったのも大きいですね。これまでは紙ベースで帳票を管理することが多くデータの分析が難しかったのですが、今では欲しいデータを社員が自ら抽出して自在に分析できるようになりました。

─それは経営層の方にとっても大きいですね。

佐藤氏: ええ。これまでは例えば社長に「このデータが見たい」と言われてもすぐに提供するのは難しかったんです。でもSCAWの導入によって、経営層の者が自らブラウザを介して欲しいデータを抽出し分析することも可能になったんです。結果として、より迅速な意思決定が可能になったうえ、データの抽出や分析にかかわっていた人的負担も大幅に軽減できました。今後は、経営層の者が自在にこのシステム活用し、種々の経営分析が行えるよう、オペレーションをもう少し単純化したいと思っています。今後もNTTデータシステムズさんと協力して問題解決していければと思っています。

常磐興産株式会社 リーダー 高瀬明氏─2005年5月までに系列会社18社にSCAWを導入することが決まっているそうですが、最後に今後の展開を教えてください。

高瀬氏: 新鮮な財務データを常に経営にダイレクトに活かしていくために、今年中に月次連結決算を実現したいと思っています。また、これまで系列会社が自ら個別に導入していた財務システムをSCAWに統一することで、常磐興産グループとしてのシナジーを高めつつ、本社主導のより戦略的な経営を推進していきたいと思います。





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