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事例レポート

私がSCAWを選んだ理由

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「大庄」の多彩な注文に、すぐに答えた「グループ」会計。 株式会社大庄様 店舗イメージ
[ 2005.2.24更新 ] 事例レポート vol.5
株式会社大庄様の事例

経理・財務システムの一本化、連結決算の早期化を図り、
グループの企業価値向上を目指す。

料理 イメージ大衆割烹「庄や」「やるき茶屋」「日本海庄や」を中心とした飲食店チェーンのほか、欧風料理「オーララ」「マ・メゾン」、カラオケスタジオ「うたうんだ村」、高速道路サービスエリアの総合レストランなど、23業態800店舗のフードサービス事業を展開する株式会社大庄。多店舗で日々発生する膨大な販売データの迅速な把握、経理・財務システムの1本化と連結子会社6社のグループ会計システムの開発が急務であった同社では、NTTデータシステムズの「SCAW(スコー)財務管理システム」を導入。
懸案であった経理・財務管理の一元化と個別決算および連結決算の大幅な早期化を達成した。グループ会計システム構築のエピソードやSCAW選定の理由と実際の導入効果などについて、4人の皆様にざっくばらんに語っていただいた。
<登場人物>
株式会社大庄
管理本部 経理財務部 部長 中川準三氏
管理本部 経理財務部 経理課主任 菅原竜治氏
株式会社NTTデータシステムズ
SCAW事業本部 営業部課長 熱田 健
第二システム開発部課長 松本尚久

各店舗のデータの即時把握、経理・財務の1本化が課題


─導入システムの選定は、コンペで決定されたそうですね? 

管理本部 経理財務部 部長 中川準三氏中川氏: ええ、3社のベンダーさんに参加していただきました。それぞれの会社と何度か打ち合わせをさせていただきましたが、NTTデータシステムズさんが一番、打ち合わせの時間が短かったのではないでしょうか?

熱田: あまり打ち合わせの回数が少ないので、NTTデータシステムズはやる気がないん じゃないか、と思われていたらしいですよ。(笑)

菅原氏: 確かに、ヒヤリングでお会いする回数は少なかったと思いますね。当社の業務形態そのものが独自色が強く、旧システムはそれに合わせて構築されたものでしたから、果たして本当にこちらの要望をわかってくれているのか。正直なところ、プレゼンテーション当日まで不安もありました。

─そんな不安を乗り越えてNTTデータシステムズのSCAWが3社コンペを勝ち抜いたわけですが、選定された理由は?

中川氏: NTTデータシステムズさんは、打ち合わせの時間は短かったのですが、当社のニーズを最も深く理解されていると確信しました。プレゼンテーションも的を射ていて、上司の評価も一番高かったですね。また、現在の機能だけでなく、当社が目標としている“1000店舗売上1000〜1500億円”の事業規模にも余裕をもって対応できる能力を確認し、将来的にもSCAWのシステムが最適と判断しました。

管理本部 経理財務部 経理課主任 菅原竜治氏菅原氏: 私は以前にデータウェアハウス展でSCAW財務システムのデータ連携のメリットに好印象を持っていました。プレゼンテーションの際に、それを再確認させていただいた感じです。それに、初期の打ち合わせの段階でも、SEの方の熱意と能力の高さが伝わってきました。こういう人たちが作るシステムならと、ピンと来るものがありました。

松本: 現場スタッフの積み重ねてきた経験や技術が、大庄さんのニーズとうまくかみ合い、結果的に最適なソリューションを提案できた、ということではないでしょうか。システム構築ははじめが肝心です。それに、大庄さんのシステムご担当の方が、SCAWの予備知識をお持ちだったことも、当社にとってはプラスだったと思いますね。

─今回のシステム導入は、時間との戦いだったそうですね。

中川準三氏菅原氏: 予定よりもキックオフが1ヵ月遅れ、昨年2月のスタートでしたが、当社の決算が8月末で、これに間に合わせるのが至上命令でしたから、かなりハードでしたね。いま振り返ると、本当に密度の濃い半年間でした。

熱田: 納期を守るために、かなり無理を申し上げましたが、ご協力していただきま した。平日の夜間や休日の土曜日に、関係者のみんなさんに集合していただいたり。

中川氏: 約半年の間に、本当の信頼関係が生まれたと思います。夜中まで一緒にひとつの目標に力を合わせるわけですから。

松本: 8月末の連結決算に合わせる、という納期をまず最優先すること。しかし、すべてを何が何でも作り上げるというのではなく、ここまでは必須だがここからは後でもいい、というように切分けを決断していただけたことが、結果的には良かったのだと思います。

中川氏: しかし、私どもの要求は、けっして単純なものではありませんでしたから、あの期間で作り上げるのはたいへんだったと思いますね。旧システムは、ホスト系のシステムが別々に導入されており、経理システムと財務システムも連動していませんでした。多店舗で日々発生する膨大なデータを迅速・正確に把握するためのグループ会計システムをいかに構築するか、それによってグループ企業の連結決算を早期化することが急務でした。

さまざまな業務改善に波及効果 グループ企業全体に大きなメリット


─具体的にはどんな導入効果がありましたか?

中川氏: まず課題となったのは、全店舗の入出金のタイムリーな把握と経理・財務システムの一元化でした。現金を扱う業態であるために、各店舗に銀行口座があり、通帳・伝票・帳簿による入出金の確認が必要なことをはじめ、当社ならではの業務の特殊性にどこまで対応できるのか。正直なところ心配な面もあったのですが、約800口座の入出金FBデータと入出金伝票を紐付け管理する機能、FB入金データと店舗売上計上を自動照合する機能、FB入金データから債権残高の消しこみを行い回収伝票を自動起票する機能など、業務に即したシステム構築を提案してもらうことができました。
また当社では、グループ内取引があり、グループ会社間における債権債務の照合が必要なのですが、この点についても、請求会社側の請求確定時に、支払い会社側に自動的に債務計上が行えるようになりました。
さらに各店舗の入出金業務の改善、発生ベースでの伝票投入、業務系システムからの日時情報収集が可能になるなど、グループ企業全体の業務改善にもつながっています。

菅原竜治氏菅原氏: 新システムでは、会計データの約80%は自動計上できるようになりました。当初目標にしていた月次・四半期・中間・年次の決算の早期化も確実に実現されつつあります。SCAW財務システムは、標準仕様でも大量データに強く、月間20数万件のデータにも対応できるようサイジングされているそうなので、将来も安心ですね。

中川氏: 今回のグループ会計システム導入は、当社の改革にとってはまだ端緒です。社内には、まだまだ紙の伝票や書類が残っています。環境問題なども考えて、社内各部門のデータ統合やペーパーレス化を意識した業務改善に、これからもしっかり取り組んでいきたいと考えています。


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