SCAW [スコー]NTTデータシステムズの国産ERPパッケージ
私がSCAWを選んだ理由
SCAW 営業管理を利用し、現場入力を強化。
[株式会社徳島大水魚市様]
営業情報を迅速に把握、かつ戦略的活用を可能に。
株式会社徳島大水魚市は水産物市場の生鮮魚介卸売業であり、徳島県でその規模を二分する、2大生鮮魚卸売業の一つである。卸売市場を取り巻く環境の変化に対応するため、今ある作業の流れをそのままシステム化した情報システムを使用するのではなく、経営的な視点を取り込んだ販売情報の可視化を目指して情報システムの刷新にとりかかった。同社では、毎日の取引を始めとするあらゆるデータを蓄積し、そこから必要な情報を引き出して自社の経営改善や得意先へのサービスに活用すべくSCAW営業管理を導入。1998年11月から本格稼働させている。
株式会社徳島大水魚市様
本 社:
徳島県徳島市
創 業:
1954年6月
売上高:
125億(1999年3月期)
事業内容:
生鮮魚介卸売業
卸売市場を取り巻く環境
近年、生鮮食品等の流通をめぐる環境は大きく変化しつつある。供給面では生産・出荷単位の大型化・輸入生鮮食品の増大、需要面では大手スーパー・外食産業等大口需要者の比率の増大、流通面では卸売市場を経由しない多様な流通機構の拡大が見逃せない。この状況のもと、卸売市場においては「情報化推進」が重要課題の一つになっており、卸売業者は次世代の情報システムを模索している。一方、せりの機械化(電算化)と標準化に農水省も動き始め、モデル地区を定めて取り組む姿勢を見せている。
SCAWを選んだ理由
ご用聞き型のシステム化提案ではなく、経営課題から切り込んでいく企業経営のためのシステムを作るという提案型のスタンスに共感していただいた。NTTデータに対する信頼を獲得し、かつKKP手法
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が有効に使われた事例である。今までのシステムがSI手作り型であったのに対し、パッケージを利用しそれで足りない部分はカスタマイズを行うというシステム作りに興味を持っていただいた。
また、既に福島県で実際に稼働している同種のSCAWパッケージを使用したシステム(鮮魚青果市場卸売業向け販売管理システム)を見学し、これなら使えそうだとの実感を得た。
経営者の視点で情報を扱える人材が今後の成長を支える鍵となる。そこで、結果の記録ではなく、必要なデータを切り出し、経営に反映できる情報を引き出せるシステムがまず必要になった。それを実現してくれるパッケージがSCAWだった。
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KKPとは、課題の構造化プログラムの略で、BPRのための前段階として、お客様の経営上の課題を構造的に整理し、その解決プランを作るコンサルティング技法のこと。現在KKPは単独で使われることはなく、SCAW導入メソドロジーにその考え方が反映されている。
SCAWが自社業務に対応でき、かつパッケージとして安定していると判断し、採用を決定した。
システム概要
汎用機からC/Sへの全面切り替えを実施
販売管理業務はすべて汎用機(IBM AS400)からSCAWのUNIXサーバへ切り替えた。運用開始後1年以上を経過しているが、順調に稼働している。朝のせりが終わった後、10時頃から集中してデータ投入を行う。その後リアルタイムでその日の売上、粗利ベースの情報が集計され把握できる。
すなわち、財務システムへデータ連携を行わなくても、販売管理システムの範疇でこのような売上情報を把握できることがこのシステムの特徴である。
サーバ1台、クライアント16台
高速ラインプリンタ>1台
レーザープリンタ5台
無停電電源装置>1台
サーバOS UNIX
クライアントOS Windows95
DBMS Oracle7.
システム導入効果
データベースと社内インフラが整備された
全社員が机上のパソコンからデータベースにアクセスすることができ、販売、経理などの情報がすべて共有されている。RAW(生)データを蓄積する大福帳型DBなので、情報を多視点から掘り下げての分析が可能である
販売情報がリアルタイムで把握可能に
各課の人が、自担当の売上や粗利程度の情報を日々リアルタイムでつかむことができるようになった。またつかんだデータを様々な観点から加工して見ることが容易になった。さらにこの利用技術をレベルアップさせたいと考えている。
今後の課題
経営者は毎日のデータの積み上げ情報ではなく、ある切り口から情報を切り出して見たいと考えている。データの取りやすさでは前のシステムよりも取りやすくはなったが、データの加工技術、すなわち“データ”を真に経営者が欲する“情報”に変えるデータマイニングの面では、まだSCAWを充分に活用できているとはいえない。今後の課題である。
また、レスポンス等の問題で取引の例外処理をシステムに取り込まなかった部分があるが、実際の取引では細かな例外処理が多く発生しているので、それらをシステムに取り込む際の標準化を検討したい。処理の変更や追加に柔軟に対応できるようなシステム作りが理想である。
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