「SCAWなる一族」は「SCAWな人」シリーズの後を受け、SCAWを支えてきた方々の中から”華麗なる”変貌をとげたメンバーからのインタビューシリーズ。
第2回目のゲストは、日本オラクル株式会社 システムテクノロジー営業統括インダストリー営業統括本部 製造・流通・サービス営業本部本部長の谷口英治氏。
同氏は1992年(平成4年)、九州テクシス株式会社(現・NTTデータ九州)入社。その直後にNTTデータ本社SIS推進本部に約1年間出向し「SCAW営業管理システム」の開発スタッフとしてパッケージの立ち上げに参加し、SIに関するノウハウを身に付けられた後、地元九州でSCAWの提案・導入に尽力されてきた。
1997年(平成9年)に日本オラクル西部支社に転じられた後、2002年(平成14年)10月に東京勤務となり、現在は製造・流通向けの営業部門の責任者として陣頭指揮を執られている。
「SCAWとの出会いがなかったら現在の自分のキャリアはなかった」と述懐される同氏に、“SCAW開発スタッフとして苦心談”、“SCAW草創期の営業手法”、“SCAWとのパートナーシップ”、“これからのオラクルのグローバル戦略”などのトピックについて語っていただいた。
■入社1年目に「SCAW営業管理システム」の開発に関わり、
オラクルにも出逢っていた。
―今から16年前(1992年)のSCAWビジネス立ち上げ時、(NTTデータ) SIS推進本部には全国から選抜された若手社員が集結し、パッケージ開発に携わっていました。九州テクシスに在籍されていた谷口さんも、当時のメンバーに加わったんですよね?
谷口氏: ええ。集合研修が終わった6月からで入社後すぐ、ですね(笑)。SIS推進本部に派遣され、東京で1年間ほどSCAWの開発に携わりました。
配属されたのは「営業管理システム」の基本設計や詳細設計を行っている部門で、私は在庫管理分野を担当。設計とともに4GL言語を使って開発を行っていました。また、システム管理も担当させていただき、UNIXのワークステーションやPCへのオラクルデータベースのインストールや初期設定のセットアップドキュメントづくりなど、開発環境の環境設計やメンテナンスも行っていました。
―入社1年目で、すでにオラクルとの出会いがありユーザー向けの業務にも携わっていた、ということになりますね?
谷口氏: そうですね。しかし、もともと文系からSEになったものですから「はじめてのC言語」といった本を参考にしながら、といった具合でした。最初は、PCとワークステーションの違いはおろか、オラクルのデータベースを操作しているのとUNIXのシステムコマンド打っているのと区別がついていない、そんな状態だったんです。
だから本当、知らぬ間に(笑)、オラクルを使っていたんですよ。
―とても濃く、充実していた期間だったのでは?また、様々なノウハウを身に付けられたのではないでしょうか?
谷口氏: まず当時のSIS推進本部は、「決められた設計の基に、システムをつくりあげていく」という形式ではなかったことも幸いしてか、とても自由な雰囲気でした。極論をいえば「何を作っていっても良い」というような(笑)。私は新入社員で、さらに文系出身。先入観は全くないわけですから、このような環境は今思えば大変有難かったですね。新しい知識もどんどん吸収できました。
当時、「SCAW営業管理システム」の開発により、業務や設計に関するノウハウも一緒に学ばせてもらいながら、デザインをさせていただいていたんです。東京での1年間で、提案、設計、開発、システム管理などについて基本を一通り学ばせてもらいましたね。 |