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SCAWな人

SCAWな人 (最終回)

INDEX
課題解決の体系化を目指したSCAWの本質
ドコモ・サービス関西株式会社 相談役
斉藤 正弘(さいとう・まさひろ)
聴き手/SCAW事業本部 パッケージ事業部
田野周、植松康江
プロフィール
斉藤 正弘
(さいとう まさひろ)
ドコモ・サービス関西株式会社 相談役
エヌ・ティ・ティ・データ関西株式会社 関西支社営業本部長(昭和63年)、 同社 パッケージ・インテグレーション本部副本部長(平成2年)、エヌ・ティ・ティ・関西移動通信網株式会社 取締役 営業本部副本部長・営業企画部長兼務(平成7年)、同社 常務取締役 営業本部長 営業企画部長兼務(平成8年)、株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ関西に商号変更 常務取締役 営業推進本部長(平成12年)、ドコモ・サービス関西株式会社 代表取締役社長(平成14年)を経て同社 相談役に就任(平成19年)。

斉藤氏

ゴール(お客様の課題解決)は一つではない。
  それを体系化しようとしたSCAWの前身。


斉藤氏: SCAWのスタッフに会うのは久しぶりですね。私がNTTデータを離れてNTTドコモ関西に移ったのが1995年ですから、12年ぶりになりますか。また会えて嬉しいです。
あの時若かった(笑)スタッフの、今の顔ぶれを見ると記憶が甦ります!少し貫禄がついたのではないですか?(笑)

―斉藤さんも、SCAWからドコモ関西に移られて7年間営業の責任者を務められました。
その後、大きくシェアを拡大され、ご活躍されていたそうですね。

斉藤氏: それは若いスタッフが頑張ってくれた結果だと思います。やはり油が乗り始めた30代前後のスタッフが「ヨッシャー!!」と元気良くリードしていってくれたので、企業が活性化していったのでしょう。年配層は、責任を持って彼らをフォローしていけばいい。
ちょうど「i-mode」が出たというのも大きかったです。「i-mode」で、目を見張るほど急激にシェアを伸ばすことができましたから。

―「若いスタッフが元気に」というのは、SCAW立ち上げ時にもつながる部分ですね。
「新人を10名、SIS(戦略情報システム)推進本部に入れて活性化を図った」というのを、その当時本部長でいらっしゃった板倉さんからも伺いました。
当時副本部長であった斉藤さんは、このSIS推進本部をどのように考えていましたか?

斉藤氏: 今までの枠に捉われない人材が、必要だと感じていました。私は、それまでNTTが持っていた「ソフト開発」云々や「プログラム開発」云々とは、別次元のものを作っていきたかったのです。

―具体的にはどういうことでしょうか?

斉藤氏: 当時は、お客様に対して、個々のソフト開発を行っていました。しかし、お客様の要件が変わることは日常茶飯事です。結果、その度に新しくソフトを開発しなおさなければならない。時間も資金もかかってしまい、お客様には到底ご満足いただくことはできません。
私は、「システム構築は、プログラムを作ることではない。プログラムを作ってはいかん。」と常に言っていました。お客様の課題解決の入り口はひとつでも、実際に解決していく為のプロセスは決してひとつではない。そしてゴール(解決口)もひとつではない。
そこで、「ゴール(解決口)に導くひな形を作り、体系化していこう」と。それがお客様に真に役立つシステム作りだと考えていました。

―今では一般的になっている【KKP(課題の構造化プログラム)※】は斉藤さんが作られたと伺いました。戦略情報システムの礎となっているはずなのに、理解されにくかった、というのは今から思えば不思議ですね。

斉藤氏: アプリケーションをお客様に少しでもリーズナブルな値段で買っていただくことと、NTTデータの技術力を生かしていくことを兼ね備えるには、この方法がベストだと思っていました。 それにしても実際、若いスタッフは飲み込みが早かったですね。自由な考えを持っていたんでしょう。行動も自由で、時には怒ったりしていましたが(笑)、それでも基本的に、自由で元気な風土が当時にはありましたね!

課題構造化プログラム(KKP) : 課題解決を業務プロセスの改革と情報システムの再構築の両面から策定するNTTデータ独自の課題構造化技法。経営トップの抱える想いや悩み、方針からスタートし、課題の明瞭化により論理的で無駄のないシステム構築を図るために開発した。



お客様を背負っていく「気概」と、「自由な発想」を持つこと。


―「お客様の課題解決ありき」という、これまでのお話をお聞きして、SCAWの長所の一つである「パッケージの柔軟性」のルーツを改めて確認できた気がします。

斉藤氏: 私は、SIS推進本部からパッケージインテグレーション本部に変わってすぐに、関西に移りました。ようやく「アプリケーションがモノになりそう」という時期に離れて、以来、NTTデータに立ち寄ることはありませんでした。
なので、12年の歳月を経て、今のSCAWの成長ぶりには感慨深いですね。1000システム導入の記念パーティをされたそうですが、立ち上げ当初からは想像もできなかったですから(笑)

―斉藤さんのような、SCAW立ち上げの時代、黎明期に頑張っていただいた方々の知恵と思いがあってこそ、今のSCAWがあると非常に感謝しています。
また同時に、これからも益々成長させていかなければならない、と心から感じています。

ところで、斉藤さんのインタビューで「SCAWな人」は最終回になります。最後に、現在のSCAWに関わるスタッフにエールをいただけませんでしょうか。

斉藤氏: パッケージをいかに作っていくかということも重要ですが、「まずは現場」ですね。担当者は「なんとしてもお客様を背負っていく!」という気概を持って欲しい、と思います。
あとは自由で元気な風土を引き継いでいただければ(笑)。それがあれば何をやってもいいんです。自分の器量や裁量を生かして好きにやる。 これまで以上にSCAWを活性化させていって欲しいですね!

―頑張ります!本日はどうもありがとうございました。


※各人の所属会社名や部署名、役職などは取材当時のものです。
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